えごま油とごま油の違いは?成分・風味・使い方を徹底比較

えごま油とごま油の違いは?成分・風味・使い方を徹底比較

えごま油とごま油 — 名前は似ているが全くの別物

「えごま油」と「ごま油」。どちらも日本の食卓になじみのある油ですが、まったく別の植物から搾られた、性質の異なる油です。

「えごま」と「ごま」を混同している方も多いため、ここで両者の違いをわかりやすくまとめます。

植物の種類が違う

  • えごま(荏胡麻)シソ科の一年草。青じそと同じ科に属する。葉は青じそに似た形。
  • ごま(胡麻):ゴマ科の一年草。えごまとは全く異なる植物。

「ごま」という文字が共通しているのは、どちらも小さな種子を持つ植物という点から、昔の日本でそのように呼ばれたためとされています。

含まれる脂肪酸の種類が違う

最も大きな違いは、含まれる脂肪酸の種類です。

項目えごま油ごま油
主な脂肪酸α-リノレン酸(オメガ3)約60%リノール酸(オメガ6)約40〜45%
脂肪酸の系統オメガ3系(不飽和脂肪酸オメガ6系(不飽和脂肪酸
熱への耐性弱い(加熱調理に不向き)比較的強い(炒め物に使える)

現代の食生活では、オメガ6は植物油全般から過剰に摂りやすく、オメガ3(α-リノレン酸)が不足しがちとされています。えごま油はオメガ3を補う目的で注目されています。

風味・香りが違う

  • えごま油:クセが少なく、まろやかで淡泊な風味。生食に向く。
  • ごま油(焙煎:香ばしく独特の強い香り。料理の風味づけに使う。
  • ごま油(太白・生搾り):焙煎ごま油より淡泊だが、それでも独特の香り。

えごま油のクセの少なさは、どんな料理にも合わせやすい長所です。

使い方の違い

使い方えごま油ごま油
生食(ドレッシング・かけるだけ)○(香り強め)
炒め物・加熱調理✗(向かない)
味噌汁・スープに仕上げ◎(熱を通した後に)○(風味付けに)
和え物

まとめ:目的に応じて使い分けを

えごま油とごま油はそれぞれ異なる長所を持っています。オメガ3を補う目的・生食にはえごま油を、料理の風味づけ・加熱調理にはごま油を、という使い分けがおすすめです。

この記事をシェア
XFacebookLINE
えごま搾油サービスえごま商品(お買い物)